CancerWith Blog

オンラインがん相談サービス CancerWith

がん治療・生活の不安を専門家(看護師、社労士、キャリアカウンセラー)に相談できます。

がんアライアワード2022年「シルバー」を受賞いたしました!

オンラインがん相談サービス「CancerWith」を運営する株式会社ZINEは、がんと就労に関する問題の解決に取り組む民間団体「がんアライ部」が主催する「がんアライアワード2022」において、「シルバー」を受賞しました。

がんアライアワード 「シルバー」受賞

■ 当社の取り組み

「がんにかかわるすべての人の本質的な悩みに寄り添い、自分らしく生きる世界をつくる」をミッションに掲げる株式会社ZINEは、がんのアライであることはもとより、がんに関わらず差別や偏見なく働ける職場づくりと、ダイバーシティとインクルーシブの文化醸成に取り組んでいます。これは、がん患者のみならず、性差、障害の有無、人種、国籍などの文化的背景や出自に依らず、一律です。

社内風土づくり

◆取締役3名全員が「がん医療ネットワークナビゲーター」取得

2021年の「がんアライ宣言」で掲げ、予定通り遂行いたしました。経営陣にはがん罹患当事者、がん患者家族もいますので、元々のがんに対する理解がある上、がん医療への知識を深めています。

◆「AYA week 2022」協賛・協力

2022年3月に開催されたAYA week 2022では取締役COO二宮が主体となり複数のイベントを実施しました。弊社顧問である日本医科大学武蔵小杉病院 腫瘍内科医勝俣医師をはじめ、多田雄真医師(大阪国際医療センター血液内科医AYA week 2022実行委員長)、原田忠さん(資生堂トップヘアメイクアップアーティスト)、大森優斗さん(アメフト元日本代表、骨肉腫サバイバー)、宋美玄医師(産婦人科医)、麻美ゆまさん(タレント、境界性悪性卵巣腫瘍体験者)へ参加いただきTwitter・ YouTubeでのイベント、ブログでの情報発信に注力いたしました。医師による回答、アピアランスケアに関する課題や解決方法、恋愛や結婚や性に関する本音のトークなどを行い、AYA世代がん患者の悩みや不安へ、表立って言えない悩みに寄り添ったイベント実施いたしました。大変ありがたいことに患者様からの高評価を頂いています。

相談できる環境づくり

◆タイムゾーンの異なるスタッフの採用

弊社のメンバーは東京、福岡、台湾、カリブ海という遠隔地で勤務しているため、フルリモートで働ける環境を実現してます。タイムゾーンが異なるスタッフと働くことに慣れることで、「当たり前」をなくします。治療支援、休職、復職時に働きやすくなる土台作りを行っています。

◆タイムゾーンが異なるスタッフと働くことで得たこと

「抗がん剤治療を行った数日間体調が悪いけど、体調が良い時には働きたい」「放射線治療のために自分の時間に合わせた勤務時間が欲しい」など、本人の希望を尊重できる仕組みを実現するための準備期間として、タイムゾーンが異なるスタッフと働く経験を1年半積みました。その経験より今後スタッフのキャリアや病気、介護との両立にも活用できると考えています。

抱負

今年度の大きな成果として、住友生命相互保険会社と提携し付帯サービスとしてのがん相談サービスの導入がありました。今後はがん相談サービスを自治体、病院と連携し両立支援の支援を展開し、より多くの方々にオンラインがん相談を認知・利用していただきたいと考えております。社内の環境を整えていくことはもちろん、好評であった教育系の教壇、企業への両立支援の講義などのがんと就労を課題としてた情報発信活動を増やして参ります。


▼ 株式会社ZINEの受賞内容について
www.gan-ally-bu.com

がんアライ宣言 2022

■ がんアライアワードとは

がんアライ部は「がんと共生できる社会を目指して」を趣旨に設立された、がんと就労の両立支援のための民間団体で、がんアライ宣言とは、がんとともに働き続けられる環境をつくるために、各企業で取り組むことを宣言するものです。


▼ がんアライアワード
https://www.gan-ally-bu.com/report/3367
がんアライアワードでは各企業・団体の具体的な取り組みを表彰し、それぞれの具体的な施策を紹介しています。「がんアライアワード 2022」には、「がんアライアワード2022」には国内の企業や団体51社にエントリーしました。


▼ 「がんアライアワード 2022」受賞企業と事例集
www.gan-ally-bu.com