オンラインがん相談サービス「CancerWith」を運営する株式会社ZINE(本社:東京都渋谷区/代表取締役CEO:仁田坂淳史、以下「当社」)は、AYA世代のがん啓発イベント「若者の街渋谷から発信!一緒に知ろう、ともに考えよう AYA世代のがんのこと」(主催:認定NPO法人希望の会)の運営として参画します。
AYA week 2023は「知ろう、一緒に。」をテーマに、2023年3月4日(土)〜2023年3月12日(日)の1週間実施するAYA世代がんの啓発週間です。協力団体によるさまざまなイベントが企画されています。
3月11日(土)11:00〜19:00渋谷ヒカリエで開催するAYA世代のがん啓発イベント「若者の街渋谷から発信!一緒に知ろう、ともに考えよう AYA世代のがんのこと」では医療者、患者、家族など多様なゲストによるセッションが催されます。
特設サイト
https://ayashibuya.studio.site/
■イベント概要
今回のイベントでは、AYA世代がん支援に注力する団体代表、医師、看護師などの豪華ゲストが多数参加しセッションが催され、スポンサーとしてがん患者サポートに精通する製薬企業、生命保険会社、財団に共催、協賛いただきます。
〈開催日時〉
2023年3月11日(土)11:00~19:00
〈参加方法〉
現地参加:予約不要・入場無料
オンライン参加:Zoomウェビナーのお申し込み
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_TPfrbCNbR-y2Rcchl07KIA
〈内容〉
「若者の街渋谷から発信!一緒に知ろう、ともに考えよう AYA世代のがんのこと」がん体験者や医療者・支援者による8個のトークセッションで、若者の街と称される渋谷から、全国に向け、知る、考える発信を行います。
〈会場〉
東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ9階 ホールB
〈主催者〉
認定NPO法人希望の会 https://npokibounokai.org
■ AYA・AYA世代のがんとは
AYA(Adolescent and Young Adult)とは、日本では15~39歳の若者層を指します。
現在、日本では2人に1人ががんに罹ると言われており(※1)、すべての人にとって身近な病気となってきています。医学の進歩によりがんの生存率は上昇傾向にあり、AYA世代の相対生存率は高い傾向にありますが(※2)AYA世代の方へのがんサポートがまだまだ整っていない現状があります。AYA世代は受験、就職、恋愛、結婚、妊娠などライフイベントが多く、変化を体験する年代です。経済面では、18歳未満と40歳以上の経済的な助成制度はありますが、AYA世代が抜けており、国からの経済的な支援が乏しく、経済的困難を抱えている人も少なくありません。また治療以外にもさまざまな問題が挙げられ、周囲から孤立したように感じる悩み、学業や仕事を継続できるかという不安、将来結婚して、子どもをつくることができるかといった妊よう性の心配もあります。プライベートでセンシティブな悩みが多いため、本音で相談できる場所、サポートが必要になります。
引用:
(※1)国立研究開発法人国立がん研究センター:がん情報サービス「最新がん統計」
https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/summary.html
(※2)国立研究開発法人国立がん研究センター:がん情報サービス「年次推移」
https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/annual.html
■がん患者向けイベント事業を開始
これまでがんにかかわるすべての人の本質的な悩みに寄り添い、 自分らしく生きる世界の実現を目指し、世代を問わず多くのがん患者さんの相談を受けてきました。昨年12月からはオンライン患者会をTwitterスペースにて定期的に開催しています。今後ともがん患者さんに寄り添い、周囲の理解を深めるため、継続的な啓発・情報発信を行いたいと考えています。
今回の運営事務局経験をきっかけに、当社ではがん患者向けイベント運営事務局受託事業を開始します。これまでの経験から幅広い視点で、がん患者向けイベント事業に携わることができると考えています。
■ 「CancerWith」について
オンラインがん相談サービス「CancerWith」は、がん患者や家族が、24時間いつでも匿名で専門家に相談できるサービス。主に30〜50代の働くがん患者の治療・生活の悩みを看護師・社労士といった専門知識を持つアドバイザーが寄り添い解決する。患者さまやご家族が自分らしく生きられるようサポートする。無料で1件まで相談でき、月額770円(税込)で無制限利用可能。
株式会社ZINEでは、企業の人事労務担当者さまへの福利厚生サポートプランやセミナーも行っています。両立支援の仕組み導入や、管理職・経営層向けの罹患者とのコミュニケーション方法等、がんに関する意識啓発などの健康経営のサポートが可能です。まずはお問い合わせください。